《MUMEI》

……どーして…?

なんで、こんなことになったんだろうね…?



僕の目頭が熱くなった。



カツオ君は恐怖に怯えた目で、ブルブル震えているだけだった。



おびただしい出血と痛みで意識が朦朧としているようだ。



「苦しいんだね?…いま楽にしてあげるよ…。」



僕は、彼との思い出と決別するようにナイフを振り上げた!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫