《MUMEI》

煙幕も消え、紫吾は地面に降り塁羅たちの所へ歩いた。


「飛角さん、すごい血です!すぐに治します。」


『あぁ。』


塁羅は紫吾に近寄り、水色の光で紫吾の傷を治していった。




「さて帰りますか、俺たちの家へ。」


「はい!」


『あぁ。』


紫吾は右手を高くあげ指輪に呟いた。


『母上ありがとうございました。またよろしくお願いします。』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫