《MUMEI》 内館一家「あれ、おじさん。」 珍しく七生父が家にやってきた。 「ヤバイ、七生がいなくなっちゃった。」 凄い深刻な顔だ。 美作家も集まって親同士が相談している。 「俺、探しに行ってくる?」 橋の方に居る可能性が…… 「いいよ、七生がこっちに来るかもしれないから家に居てくれよ。」 七生父に探しに行くのを止められた。 なんか、気に入らないな……のけ者だ。 七生に連絡してみようかな……。 『で、俺なの』 「だって、何か知ってるかなとか」 乙矢ちょっと迷惑そうだ。 デートだったのかも。 『二郎が知らないことは俺も知らないから。』 「どうしよう。どうしたらいい?」 『七生のこと最善に考えれば?』 「うー……」 どうなってるんだろうか。 今何処にいるんだろう。 「七生は帰ってくるから連絡いらないからなー?」 七生父が部屋に入って来た。 なんだか子供は深く入ってくるなと言われているみたいだ。 気に食わない。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |