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《MUMEI》 ―青青を見ながら学校へ向かった。 暫く歩くと、校舎が見えた。 周りには同じ衣服を纏って同じ目的を持ったものたちがたくさんいた。 僕は友達が多く、勉強もそこそこなので、学校生活で困ることはない。 それに、楽しい。 「よっ!!斬ー雨っ。」 「う、わっ!!」 背後から急にバシッと背中を叩かれ、僕は素っ頓狂な声を上げた。 「あはは、おはよー!!」 「ってて、何だよ、祭芭…、おはよう。」 「んー、朝の挨拶??ねね、それよかさ、今日転入生来るんだって!?」 この朝からハイな奴は一応親友の祭芭 迅。[サイバ ジン] 楽しいけど、ちょっとついていけない時もしばしば…。 ちょっぴり溜め息。 「ん、斬雨、聞いてる??」 「あ、ああ、聞いてるよ」 …聞いてなかったけど。 「でさ、その転入生ってのがさ、詳細不明だけど、噂ではやば〜い奴で…」 「え、ちょっと、オカルト系は無理だから」 僕はとにかくそのての話が苦手だから、慌てて耳を塞ごうとした。 「違う違う、そっちのヤバイじゃないって」 顔の前で手を忙しく横に振っていたから、塞ぐのをやめた。 「…じゃあ、どっちのヤバイ…??」 「それがさ、相当の不良っていうか、問題児らしくてさ…噂では警察にお世話になりまくってるとか…」 「ふーん…問題児かぁ…」 転入生なんて、あんまり関係ないしなぁ…。 前へ |次へ |
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