《MUMEI》
確信
「えっ…あの先生?」
俺の口が勝手に動いた。
「…きだ…」
「え…?」

「好きだ…。俺は西川理奈が好きだ…」
「そ…そんな。板垣先生、冗談は辞めて下さいよ。」
「Truth!俺は本当の事しか言わねーよ。」
「うそ…」

俺は理奈を力強く抱き締める…
「もう一度言う…。俺は教師としてではなく、一人の男として理奈を…見てる。」
俺は大きく息を吸い、もう一度言った。

「西川に…理奈にホレてる…!」

「先生…。」
「いけない事だって分かってるよ。だけどこの気持ちを押さえる事が俺には無理なんだよ…毎日、理奈の事考えてる…」

理奈の心臓の音が大きくなっているのが肌によって伝わる…

「俺は理奈の為なら責任を取れる覚悟もあるぜ…。それくらい…好きなんだ。」
「……。」

理奈は下を向いている。どうしたんだろ?

「いきなりで…ごめんな。教師から告白なんてビックリするよな…ごめんな。」
そう言うと理奈は俺の手を強く握ってきた。
「理奈…?」

すると一粒、二粒と水滴が落ちていくのが分かった。
「理奈…泣いてるの?」
すると理奈は泣いてる顔でこっちを見た…

…ドキンッ…

つづく

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