《MUMEI》
寝起きの第一声
來斗は本当にお昼寝したみたいで、しばらくしたらまた戻って来た。

「飯」

「ぇ」

第一声がそれ‥?

さっきホットケーキ食べたばっかなのに‥?

まぁいつもの事なんだけどね。

「咲月、來斗、ただいま」

「あ」

お母さんが仕事から帰って来た。

「今ご飯にするね。何が食べたい?」

帰って来ると、お母さんはいつもそう聞いてくれる。

來斗が食べたいって言ったから、今日の夕ご飯はカレーになった。

もちろん、ハチミツたっぷりのね。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫