《MUMEI》
出会い
むせ返るような桜のなか、今日から俺は、『鳳高等学校』(おおとりこうとうがっこう)に 入学する。



俺は思いもしなかった。
まさか、ここに入学したことが俺の人生を大きく変える事になるなんて。


「敬っ!!お前もう見たか!?クラス分け!!」

この、やたら興奮してるのは、若宮 時哉(わかみや ときや)。

コイツとは、産まれたときからの腐れ縁だ。

まぁ、なんだかんだ言っても俺の親友ってやつだな。

「まだ見てない」

俺がそう答えると、

「バッカ野郎!!なんで見てねぇんだよ!」

といきなり逆ギレされた。
意味わかんねぇ。

少しムッとしたが、顔には出さない。というか出ない。

それが俺の長所であり短所だ。

「聞いて驚くなよ?俺らまたまた同じクラスだ!!」
いきなり満面の笑みを浮かべたかと思うと、爆弾発言。

「又かよ。」

そもそも、コイツとクラスが離れた時のが少ないぞ?何でだ?

「うっわすっげぇ嫌そうな顔。あっ!でもさぁ、あの子も一緒だったぞ!!」


あの子って誰だよ?

「えっとさぁ、横山 蒼(よこやま あおい)って子だよ。ほら、入学式で、新入生挨拶してた可愛い子」
「あぁ、それがどうかしたか?」

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