|
《MUMEI》 笹の葉伝い季節はずれの笹の葉に 願い下げるはあなたの事 届くはずのないその想い 悔やんで流すは涙の雫 またね、とあなたが言ったのに どうして先に逝ってしまったの？ ウソツキと責めるはずの言葉も涙に変わった 笹の葉を一枚千切り取り 唇寄せて呟く言 それはあなたへの約束事 あっちできっと幸せになってね 笹の葉さらり約束一つ 私があなたと勝手に交わす 笹の葉伝いの願い事 幸せであってねと願いながら 残された私は一人泣いた 何かを得るため失ったのは あなたという大切な存在 笹の葉さらり約束一つ 私があなたと勝手に交わす 天の川伝いの約束事 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |