《MUMEI》
裕斗視点
もうちょっとなのに!




もうちょっとでミニゲーム増やせるのに!!




「じゃー抜いてよ、…、ッ、集中効かねーって…」



「だって触ってていーんだろ?却下」



「も、…ふっ…ぅん」





あーもうダメ、イイ



…気持ちイイ、



足んない、気持ちイイ、



足んない……



はあ……。



「…ギブ、ゲーム止める…」



「あーそう?」




俺はDSの電源を落とし閉じる。




折角秀幸のデータ、カスタマイズしてあげてたのに!





…もう自分で頑張ってクリアしてくれ〜〜…。




ズルッ…



「はあン…」



「…こっちも終わり」
「え?」



「だってクリアしてねーもん」



「何だよそれ!」




秀幸は枕元にさっきの玩具をポンと置いた。



何か変に濡れていて…さっきまでこれが躰に入ってたのかと思うと全身が熱くなる。




「と言いたいところだけど可哀想だからそれ貸してやるよ、俺はその代わりDSな〜」


秀幸は俺の脇に寝そべってDS開始。



あ〜とかくそ〜とかデかい声でわざとらしく言っている。




そうか!



それは仕返しのつもりか!


ははー、可愛い。



「じゃー今度は俺が暇だから触ってるね?」



あー笑い堪えんの辛シス…。



「あ?うん、触ってれば〜?」



「へへっ…」



秀幸の背後に移動。


全裸で寝そべってるなんて仕返ししても良いよって言ってる様なもんだよ

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