《MUMEI》
虚ろな意識の中で
なんか…心地いい。
フフフ、ちょっとくすぐったいよ。
あ、なんかそこ気持ちいいかも。


意識は虚ろながら、鈴木が私のTシャツの中に手を入れて乳首を触ったり、股の辺でごそごそと手を動かしているのが分かった。


まだ外は暗く、時計も見えないので時間も分からない。


気づけばTシャツ以外、何も身につけておらず、そのTシャツですら胸とお腹が丸出しだった。


さっきはあんなにドキドキしたのに、寝惚けているせいか今はリラックスしている。


そして体が火照りだす。


「あっ……ん………」


思わず声が出た。


「すごく濡れてる…」


鈴木が吐息混じりに耳元で囁く。
その言い方に、また感じてしまい声が出る。


「入れるね…」


その言葉と共に、鈴木に脚を開かれた。


鈴木が入って来た時、リラックスしているからか不思議と痛くはなかった。


そして鈴木の動きが徐々に早まり、声が大きくなる。


「気持ちいい?」


鈴木が聞いてきた。
それに頷いて答える。


「イクね…」


鈴木は絶頂に達した。

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