《MUMEI》

そして、その無償の愛情に意識せず日々を費やし、漠然と心に在りながらも他の人の愛情に頼りがちになっている。

オレもそうだった。

オレもたくさん費やしていた。


母は、
オレの母は決して弱音をはかない人だった。どんな時でも、元気に明るく振る舞った。

オレはその愛情と優しさに守られ生きてきた。
普段何気なく過ごしてた全ての時間に、全ての瞬間にあなたがいてくれた。


最愛なる母に、捧げる。

あなたの子供に生まれて、本当に幸せでした。

あなたがオレの母親で、本当に幸せだった。

これから記す事柄は、2008年1月30日からの事実が基になっている。

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