《MUMEI》

鼓動が胸打つ。
スピードを増す。
現実は加速する。
29年の生きた証が、無軌道にかき消されていく。

現実はオレに目眩をする時間すらくれない。
使者達は、警察署で話が聞きたいから用意をしてくれと言った。

人間界の、オレの理解出来る言葉ではっきりとそう言った。

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