《MUMEI》
ドサッ!!
「アッ!」
「ハア、ハア、ゼイ、ハア…」
秀幸は俺をベッドにドサッと落とし首筋に頭を埋めたままゼイゼイしてる。
つかそんなに身長差ないのに良く頑張りました!
直ぐ終わっちゃったけど頑張って持ち上げてくれた事が嬉しい。
「ハア、ハア、ゴメン、休憩、ちょっと…待って……」
俺は秀幸の頭をナデナデ。
「なんだよそれ〜萎えるってばよ〜」
「だって可愛いんだもん、めっちゃムリして頑張ってさ〜」
「おい〜、俺が非力なの分かってて頼んだのか〜?もー勘弁してくれよ〜!!」
まあ、体型見れば…。
運動全くしてません丸出しだし…
つか学生時代ず〜っと演劇部だったって聞いてるしね〜。
俺は耳元になるべく甘く囁く。
「疲れたでしょ、今度は俺が乗っかったげる」
「本当?」
「フフッ、うん本当」
秀幸までつられて小さい声で話してるし!
やっぱ可愛いんじゃね?
嬉しそうに仰向けに寝そべった秀幸に跨り胸に手をつく。
本当はベッドヘッドに掴まれたら楽なんだけどね、ちょっと騎乗位は疲れるから苦手だけど頑張るか〜。
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