《MUMEI》

車内では簡単にだが、両親に起きた事を説明してくれた。

警察署までの道のり、見慣れた風景に絶望という言葉がはりついていく。

色の全くない、ひからびてデマカセの様な風景。

母が、この世界にいない風景は痛々しく乾いて見えた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫