《MUMEI》

「えっ?」


勳羅はポカンとした顔をしながら紫吾を良く見た。


確かに紫吾の方が凄かった。


「勳羅、これは飛角さんの血なんだ。僕は怪我していない。」


「紫吾傷は?」


『大丈夫ですラルンさん、塁羅が治してくれました。』


「そうですか。」


「でも塁羅、服に血ついたんだ?」


勳羅はちょっと怖い顔をしながら言った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫