《MUMEI》

衝突した


3人とも床に座り込んだ。


「痛い…。」


『誰だ?』


紫吾と塁羅は金髪の男子を見た。


「誰ですか!侵入者ですか!」


塁羅はすっと立ち上がり、座り込んでいる男子に魔砲弾を向けた。


「あっ、僕は…違うんです…。」


男子が涙を流した瞬間、バンと音とともに男子は白い煙に包まれた。

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