《MUMEI》

「と、とみの…くん。」


勳羅の声が裏返り高い声になって、慌てていた。


紫吾もちょっと驚いていた。


塁羅は一瞬に驚いたが、右手で鍍蓑の頭を優しく撫でた。


「あんまり、自分を責めてはいけませんよ。精神を傷つけちゃいますよ。」


「塁羅…。」


勳羅は普通に戻り、塁羅たちの光景を見た後、とても辛そうな顔をし、目を逸らした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫