《MUMEI》

「はぁい磯野くん。お待たせー!」


彼女は僕にお茶を薦めた。


――別に待ってないよ…。(呆)

この強引さは子供の頃から変わってないなぁ…。


僕は仕方なくお茶を一口すする…。


――ズズズ……



……………?



――……ウッ!!


「な!なんだコレ!?

―――ウウッ!

…か…体が!痺れて!…う!動かない…!」


僕は痙攣しながら、その場にうずくまったんだ。

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