《MUMEI》

「悔しい、前より胸板厚くなってない?」



「惇は前より素直になったな、可愛いよ」




太股から膝にかけて撫でまわされながら脚を大きく開かされる。





もう怖くない




恥ずかしくもない





だって愛されてるの分かっているから。



あんなに辛かった片想いが嘘みたいだ。



この、優しい腕も、


たくましい胸も、







全部、俺のものなんだよね?







チュッ…クチュクチュ、チュクッ…


「あっ!あぁっ!出ちゃう、あぁっ!はああっ……ふぅ…っ……」




ドクン……ドクン…




隆志の口の中に出してしまった。
しかし器用に飲み込まれたのが感覚で分かる。



更に最後まで吸い上げられるし搾る様に握られるし、ケツに指入ってるしでもう…めっちゃ…堪んない。



「ハア、ハア、ハア、ハア…」



「イく時尻ん中スゲービクビクしてた、指動かすよ?」



「うん、なんか…ハア、…アッ!アッアッ、イイ!それイイ!!」



穴に刺さったままの二本の指先が乱暴にグリグリ回りだして、

「ハッ、はぁあ、もう、アッ、アッ、アッ、切ないよ―――っ!もっと、もっとお!ぁあ―――ん!」



「腰おもいっきり揺れてるよ?じゃー奥もあげるね?」


ジュク…ヂュプッ


「〜〜〜〜!!ハッ…ハッ…、ぅふぅ…あ――っ…」



上下に動かされるよりグリグリ回される方が堪んなく気持ち良くて。


隆志も気付いたのかさっきから俺の中グリグリと攻めっぱなしだ。

つか指が長いわ太いわで攻められ続けてもう、段々そこがバカになってきた。だって…


普通に、もう普通に…

もっとされたくなってきちゃった!



「もう挿れて!隆志、セックスしてっ!」


「大丈夫?指もう痛くない?」



「全然痛くないって――っ!もうしてよ、
欲しいよ、隆志が欲しい!!」

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