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《MUMEI》 ＊愉快＊「さっき言うたんが答えや」 「つまり？」 「オレが‥‥、オレが瑠果を好きやからや」 「それが故にお前は私に命令したのか？」 「ホ、ホンマに悪い思とる。堪忍っ」 「‥‥‥‥‥‥‥」 瑠果は、もはや呆れて物もいえないようだった。 「やっぱ‥怒るんは当たり前やな‥」 「いや‥、私は怒ってはいないぞ？」 「‥？」 「愉快であった‥といえばそうだからな」 前へ |次へ |
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