《MUMEI》
解散
『クローバー』が元の姿に戻ったのは、丁度日付が変わる頃だった。


「今日はありがとうございました」

「気を付けて帰るのよ!」

私と咲子さんの言葉に、皆笑顔で挨拶して、帰って行った。


「で、明日…あ、もう今日ね。

支度、大丈夫?」


「あ、はい」


そして、私は咲子さんの厚意で先にお風呂に入り、自室に戻った。


隣の部屋で寝ている双子を起こさないように、明日必要な物を箱から取り出した。


(えっと、それから…)


メモで指定された服を用意して、枕元に置く。


そして、私は眠りについた。

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