《MUMEI》 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= バーを後にしたエレベーターの中で――… ―…彼女の腕が僕の背に回る…。 僕は、息が詰まるような長いキスで彼女の唇を塞いでいた。 絡みつく舌… 荒らぶる吐息… ねっとりと、糸をひくように… 二人の唇は、ようやく解かれた… 彼女は紅潮した表情で僕の胸に甘えてくる…。 「もぅ………拒めないの知ってる癖に…」 「ふふ……拒む気が無いのも知ってるさ…」 「ウフ……磯野くんたら… …意地悪ね…?」 僕は強引にカオリちゃんを抱き寄せて、再び口づけを浴びせる…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |