《MUMEI》

「蓮さん・・・・苦しい・・・・でふ・・・・・」




はっと我にかえる。


「ごめん・・・・・・・っ。よっぱらった!!!!」 


「大丈夫ですか???お水!!!」

パタパタとキッチンに走る美羽。


「やっっべ。理性無くすとこだった・・・・・・・」


思わず独り言がもれた。



いや理性飛んでた。

俺が・・・この俺様が・・・女を抱き締めたなんて・・・・・・



やばいやばいやばい!!!!!!どういうことだ。


まだ柔らかい美羽の感触が腕に残る。


「蓮さんこれ!!」

「お・・・・おぅ。」 


美羽を直視できず水を一気に飲んだ。



沈黙がながれた・・・・・

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