《MUMEI》

社会人初の週末の休みもあっという間に終わり、いつも通りの毎日が始まる。


休みの間に溜まっていた仕事を片付けつつ、新人特有の雑用をこなす。


そして気づけば金曜日になっていた。





時計を気にしながら、なかなか減らない目の前の書類を片付ける。


やばいなぁ…。


イライラしながら、また時計を確認する。


もう8時じゃない!
急がないと!


今晩は千夏と美幸の3人で久しぶりに食事をすることになっていた。


もうタイムリミット!


無理やり仕事を終わらせ、


「お先に失礼しまーす!」


会社を慌ただしく駆け足で飛び出し、二人のいる店に急いで向かった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫