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《MUMEI》 ＊態度＊「いや、それは違うぞ？」 「‥‥？」 瑠果の言葉に、紫堂は俯いていた顔を上げた。 「お嬢様‥？」 「お前は少々独りよがりな所があるが‥私はお前が好きだ」 「‥‥ホンマかいな‥？」 言ってしまってから、紫堂は慌てて口を塞いだ。 （やっぱ敬語は慣れてへんわオレ‥） 「紫堂」 「ハイッ」 あまりに真剣な瑠果の態度に、返事をした紫堂の声が裏返った。 「な、何ですか？」 前へ |次へ |
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