《MUMEI》

「俺たちが最初に見たときはそんな多くはなかった。
合わせて30人ぐらいじゃないか。
まぁ他の種族と比べれば少ないがな。」


「そうなのか、魔族と天使はなぜここに来たんだ。」


「んなこと知らねぇよ。たまたまこの世界についただけだろ。」


ザユは少し怒鳴りながら言い、馬車から出て行ってしまった。



「ザユちゃん、どうしたの?」


「アキラーダメー。ザユに向かってちゃん付けするとー、丸焼きになっちゃうよー。」

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