《MUMEI》 *笑顔*「‥‥‥‥‥‥」 「?」 紫堂が俯いたままでいるのを不思議に思った瑠果は、尋ねた。 「紫堂?」 「えっ、あ、はい」 おかしな返事をして、紫堂は瑠果を見た。 「何でしょうか‥?」 「いや、どうしたものかと‥」 「すみません、その、‥眩しくて」 「?」 「あっ、いえその‥」 「ふふっ」 「?」 「楽しい奴だな」 「っっ‥?」 瑠果が笑い出すのを見て、紫堂は少し驚いた。 (瑠果がこないに笑うた顔見たんは‥初めてやな‥) 前へ |次へ |
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