《MUMEI》

何だか馬鹿馬鹿しくなって、俺はコーヒーを注いだマグカップを失恋男の前に置いて、自分はそうそうに寝ることにした。
あ、ベッド一個だしなぁ‥‥ま、いいか俺がソファで寝れば。

「じゃね、おやすみ」

「何もう寝んの?」

「何がもうだ、時計見ろam04:56て書いてるでしょ!?」

「それはそう、だけど」

「ベッド使っていいから。おやすみ!」

乱暴に言ってタオルケットを被っりソファに横になる、しん、落ちる静寂。

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