《MUMEI》 *快晴*「空が青いな」 空になった紙パックを手にしたまま、瑠果は呟くように言った。 丁度彼女の瞳のような色の空には、少しの濁りもない。 照らす太陽は白く光り、煌々と辺りを照らし出す。 ウトウトと眠たげな瑠果を見て、紫堂は目を細める。 しばらくして彼は瑠果に向かい何かを言ったのだが、その時、瑠果は既に夢の中だった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |