《MUMEI》
卒業
もう卒業……しちゃたんだ…。




千里は独り、教室に残っていた。






「この机も、この黒板も、窓から見える景色も全部、今日で最後。

なんか悲しいなぁ」






「ばか。何いってんの。」


千里が声のする方を見ると、梨恵が立っていた。



「来たくなったらまた来ればいい。ここはいつまでも私達の学校だよ。」





そう言って、千里の手をとり、廊下を走った。






「校内見納め!」



梨恵が振り向き笑いかける。





「「「……イエーイ!」」」



結羽と菜々と里菜もいつの間にか、集まっていて、皆で、笑いながら廊下を突っ走った。

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