《MUMEI》 *火傷*丁度その頃、紫堂はポットを温めている最中だった。 ただ注意が欠けていたらしい。 不意に熱くなっているポットの胴に触れてしまった。 「!!っ」 慌てて手を引っ込め、水道の流水に当てる。 幸い大事には至らなかったものの、火傷の箇所がヒリヒリと痛んだ。 紅茶を淹れる準備の途中であった事を思い出し、紫堂は続きを始めた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |