《MUMEI》

「美羽・タオルありがと」


「はい!干し立てなので気持ちがいいでしょ??」

ああ、だから余計に使ってほしかったんだな。



かわいい・・・・・




自分の部屋に入り、ああでも無いこうでもないとセットする。


鏡越しにずっと、じーっと俺を見てる美羽

「何見てんの??」



「私はナチュラルな蓮さんが好きです」



・・・・・・・・・



スキです・・・・・


すきです・・・・・




「そ・・そう?」


俺は、真っ赤になってるだろうな。
熱いもん。



まあ・・たまにはイメチェンでいいか。



セットした髪をくしゃくしゃにした。



スーツはベージュのアルマーニ。


ナチュラルね。



「じゃあいってくるよ。別に外出てもいいけど、言っとくけど、絶対変な奴にはついていくなよ!」


人のこと言えんのか俺!!!



「世の中には悪い奴がいっぱいいるんだ!!特に男には気を付けろ!」



「わかりました!!!!!!明日の朝に帰られるんですね!行ってらっしゃい」


「うん。じゃあ」


今日は同伴ではないが少し早めに店にでもいくか。

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