《MUMEI》

時間が止まった・・・・・・・



何してんだ・・・・・


そこにいたのは、ぷらぷらしようかと思ったのか、きちんとメイクして、前買ったワンピースを着た美羽が、おびえながら立っていた!!!


「あ、蓮さん!!」


手をフル拓磨。


隣にいた美羽も俺を見て安心したのか、笑顔になった。



「ちょ!!!!お前!!!!!」


影に拓磨を連れてった!

「何考えてんだよ!!!!!!!」

「いや、出勤しようと思ったら、ひょこひょこ可愛い子がいるな〜と思って!そしたら蓮さんの妹さんで!
俺思わず声かけちゃたんすよ!いつも世話になってるからおごるから、かっこいい蓮さん見においでって!大丈夫!命に変えても妹さんの事はいいませんから!
それに俺ちゃんとおごりますから!」



変な気まわすなよ・・・・・・

たのむよ・・・
ま、悪気は無いのはわかるが・・・・



「拓磨、頼むから、一時間で返せ!」

「え、あ、ハイわかりました!」

「俺の妹に、ぜっっっっっっったい手だすなよ!!!」

「そんな恐ろしい事できないっす」


「頼んだぞ!」


「命に変えても!」

・・・だから・・・お前の命に変えてもは、、、、



周りのホストは美羽に興味津々だ。

そりゃそうだろ。

絶対こなさそうな、純粋そうな、でも可愛い女だ。


目がぎらぎらしてる。



こんな野獣どものところにくるなんて・・・・・

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