《MUMEI》

「そのうち解けるといいですね。」


『あぁ。』


「あぁ〜塁羅の血吸いたいな〜。」


綺嘉は歯をキラリと光らせ言った。


「ダメです。タブレットを飲んで下さい。」


「ケチ!」


「ケチじゃないです、どうしてもっという時なら良いです。」


「じゃあ今がどうしても!」


綺嘉はパッと起き上がりまたしても歯を光らせた。

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