《MUMEI》
泣いてるあたし
『ただいまぁ。』

…あ、靴がある。





『おう!!JKおかえりぃ♪』






…JKって言うな。





…奥さん。







『アヤ、どした?』






…しまった。






『奥さんとこ行ってたんだろ。不倫男。関係ないけど。』







…言ってしまった。いいや、子供だから。







『おう。理沙に聞いたのか??花買って、チーズケーキ買ってな。挨拶してきたさ。』








…何?のろけ?









『へぇ。女二人手玉にして、チャラ男だね。』








『…。』





…何?








『理沙は手玉に取ってねぇよ。』







『ああ、奥さんを手玉に取ってんの?結構な身分だね。』


『一周忌だったのよ。』







…え。






…一周忌って言った?









…え…、何…?。










『死んだんだわ、嫁さん。』










…。






…何だよそれ。












『すぐママに乗り換えるなんてチャラ男っ!!!!』











『アヤっ!!!!』










ママの声を振り切って部屋に戻ると















あたしは泣いていた。










訳が分からない。







あたしだけが何も知らない。










なんか







むかつく。

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