《MUMEI》 「そうだね。でも僕は呑むより食べる方が好きだけどね。(笑)」 タラオは麦酒を口にしながら、苦そうに顔をしかめた。 「お前もまだまだ子供だなぁ…(呆笑)」 「あ!おつぎしますよ。お・兄・さ・ん…(笑)」 タラオは調子良く笑うと、手酌の徳利を僕から奪って盃についでくれた。 寿司屋のテーブル席に笑顔の花が咲く――… 楽しい語らいの夜は更けていった――……。 前へ |次へ |
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