《MUMEI》 *注文*「──────」 紫堂が紅茶を飲み終わる頃には、既に瑠果は食事を終えていた。 どうやら今日の彼女はいつもより食欲があるらしく、紫堂は嬉しく思った。 「デザートは何になさいますか?」 瑠果の注文はアイスクリームだった。 これもまた珍しい、とそう思いつつも、紫堂は調理場へと急いだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |