《MUMEI》 「あー・・・・」 身体のだるさに無意味な撥音を漏らしながら、半身を起こす。今日は大学にも行かなくちゃならないし、夕方からはバイトだ。 凝り固まった首をぐいぐいと揉む、ふと、何か夢を見ていたような気がした。 何だっけ? 夢を見ていたという感覚はあるのに、夢の内容は思い出せない。ごきごきと首の関節を鳴らしながら記憶を探ろうとする。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |