《MUMEI》 俺が忘れていた夢は、まさに性欲まっさかりの男子高校生が見るような夢だった。 色白の肌を晒し濡れた瞳でこちらを見つめる人間が出てきて、俺はそいつを乱暴に組み敷き、夢ならではのそれはそれは気持ちいいセックスをしたのだった。 その人物は、 あんな夢見たのいつぶりだよ どんどんよみがえってくる記憶から逃れたくて、別の記憶を辿ろうと思考の方向転換を試みるも、すでに答えを理解している頭はよく知った人物の名前を打ち出す。燦然ときらめく、その4文字。 俺が夢の中で組み敷いた人物の名前は、 近藤銀二 前へ |次へ |
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