《MUMEI》

「ほらね、氷だって人を傷つけることは出来るんだよ。」


ラヌはゆっくりナイフを抜いた。


「バカっ!抜くな!血が出るだろ!」


ザユは慌ててラヌの手当てをした。








「それからザユはラヌと仲良くなり、みんなにも心を開くようになったんです。」


『そうだったんだ。でも、そのラヌっていう妖精はなんで死んだんだ?』


「そうだよなぁ、妖精は不老長寿だから他の妖精が生きているなら、まだ死なないよな。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫