《MUMEI》
不穏なゴシップ
僕はアガリをすすった…。


そろそろ店の主人に、オアイソを告げようとしたとき…。


「――カツオ兄さん、そういえばこの前、花子さんがウチに来てたよ…。

ママと何か相談してたみたいなんだけど…。

…どうかしたのかい…?」


タラオが唐突に口を開いた。


「――姉さんと…?」


僕の顔から笑みが消える――…。



花沢さんと姉さんの接触…。


僕の脳裏に5年前の悪夢がフラッシュバックのように蘇った…。

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