《MUMEI》

「なんだこれは?」


羽の形をしたペンダントは、透明なピンク色だった。


「これは、ラヌが友達の龍にプレゼントしようとしていたペンダントです。

ラヌの手作りなんです。でも渡せずに…。」


「これを龍に渡せばいいのか?」


「はい、きっと友達の龍には、これがラヌの作った物だと分かるはずです。」


「分かった。」


テンアはペンダントをバックの中にしまった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫