《MUMEI》 「なんだこれは?」 羽の形をしたペンダントは、透明なピンク色だった。 「これは、ラヌが友達の龍にプレゼントしようとしていたペンダントです。 ラヌの手作りなんです。でも渡せずに…。」 「これを龍に渡せばいいのか?」 「はい、きっと友達の龍には、これがラヌの作った物だと分かるはずです。」 「分かった。」 テンアはペンダントをバックの中にしまった。 前へ |次へ |
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