《MUMEI》

「意地悪ヤだってー!」


「何が意地悪だよ!基本だろ基本!
ほ〜らどうして欲しいか恥ずかしがらずにお兄ちゃんに言ってごら〜ん!」



うっわ〜!
オッサン丸出しでめっちゃ嬉しそうな秀幸。


こんな時は恥じらいながらたどたどしくおねだりすれば秀幸的に萌えなんだろうけど…。



つか、そうはいくか!!



「俺のケツ穴に秀幸の汗臭っさいチン〇とっとと入れて!そんで出し入れして臭いチン〇からザー〇〇出して!!」



―これでどうだ!!

「ゆ…ちゃ…ん」




やらしい笑顔が消え複雑な表情で俺を見る秀幸。



さすがに違う意味で恥ずかしいかもって感じで…。
言わなきゃよかったかな〜って…

「は…、ハハハッ!フフッ、ゆうちゃん!ハハハッ!」



「今の萌えた?イイ?」


「アホだ〜!俺そ〜ゆうのも好きだ〜っ!!かなり萌えてきたぞ〜!!」



「も〜う!!アハハハ!」




片足をぐっと持ち上げられローションで性急に指で慣らされだす。



本当、ただ挿入する目的で中を全体に濡らしてるだけみたいな。



唾液だとどんなに濡らしても滑りがぎこちないから激しいセックスには向かない。




その点ローションで慣らされるとそれだけで躰が遠慮なく期待してしまう。




二本の指がズルッと抜けると俺は自分から四つ這いになった。




「これで激しくして」



「ハハッ!オッケー!」

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫