《MUMEI》

「すいませんなんか・・・・迷惑かけて」

「まーな。でも、ホラ何かさ、近藤に頼まれると断りづらいんだよ」

つまみでも出そうかと気を遣って立ち上がるが、そんな長居しないからいらねぇ、と制止される。

「そうなんすか」

「そうそう。アイツはアホだけどかわいいじゃん?だから拒否すんのがかわいそうになってくるんだよね」

「・・・・もしかして、」

「アホかそっちじゃねーよ。たださ、やっぱ人懐こいからついこっちも甘くなんだよ」

あ、何かわかるなソレ

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫