《MUMEI》 顔も愛想もノリも調子もよくて、店長だろうがパートのおばちゃんだろうがバイト入りたての女の子にだろうが、誰でもかまわず仲良くなれる茶髪男を思い出して心中で納得する、たしかにアイツは誰にでも好かれるタイプだ。得だよな、とぼんやり思う。 そういえばこの店長も、あんまり人付き合いするタイプじゃなかったと思う。やっぱりあの茶髪男に感化されたんだろうか。 「お前もそうじゃん?最近仲いいもんな」 「え、そうですか?」 「やーよくあんな一緒にいられるなと思うよ」 前へ |次へ |
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