《MUMEI》

「飲んじゃおうっと。」


塁羅は一気にオレンジジュースを飲み干し、牛乳瓶をデスクの上に置いた。


それから自分の部屋に向かって歩き出した。





「あれ?」


歩いているうちに、だんだん歩くのが遅くなってきたような気がした。


「気のせいか。」


塁羅は魔法を使って、飛んで自分の部屋に戻った。

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