《MUMEI》

家につき美羽をそっとソファーに寝かせる。

本当に天使だな。


しかし大変だった・・・・


最近事件ばかりだ・・・。

ペース乱されて、歯車が狂い始めてる。

でも追い出す気もないし、むしろ知りたいと思っている自分がいる。これが恋なのか???

恋って試練なんだな。


「んん・・・・・あ!!!!!!!!!!」


「お前・・・やっとおきたか・・・」


お姫ちゃんがおきた。頭を抱えながら・・・


「いたた・・・蓮さん!私なんでここに!!!!!」

「寝てたんだよ。酒飲まされて」

「甘くてソーダ割のって、」
「カクテルだよ」


「あの・・・・私」

「なんかしたよ!!!!!!!頼むよ!!!」

「途中まで覚えてるんです。」

「どこ?」



「綺麗な女の人が蓮さんにキスしようとしてて、」

「で?」

「蓮さん、その人意外には、お仕事の顔だったのにその人には違うくて。」

「で?」

「で・・・なんか嫌になって。」

「・・・」

「そこから覚えてなくって」

「嫌に???」


「だって、ずっと色々見てたら私に見せてくれる顔と違うんだって思ってたのに・・・・


その綺麗な方と仲よさそうにしてて。なんだかみてたら辛くなって・・」


胸が締め付けられる。


苦しい。

何でだ。。。。


これが恋なんだ。

一つ一つの言葉が愛おしい。


愛おしいのに苦しい。



俺は美羽を優しく抱きしめた。

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