《MUMEI》

「頭ひやせ〜〜!!とりあえずあやまれ〜〜〜!!そして息子よ静まれ〜〜」




ーーーーーーーーー


ふろから上がると、美羽はさっきの状態のまま、まだフリーズしていた。



「美羽!!!美羽!!」


はっとなる。


「あ・・・・・蓮さん・・・・・実は・・・・さっきの・・・



ファーストキスです・・・」


わかってるよ!!!




「ごめん!思わずしちゃった」


「・・・・」



「ゴメンネ???」


「・・・しい・・」


「え??なに?」


「嬉しいです!!」


急に目がきらきらする。


「キスって凄いんですね!!」

「え??」

「すっごくどきどきするんです!!!気持ちよくって!!なんだか・・・私変ですね・・・でも心臓でました!!!」


「でねえって・・」


いや、俺も出たとおもった。


俺、多分美羽よりどきどきだ。

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