《MUMEI》 *発想*「おお、でかしたぞ紫堂」 「あの‥こんな空き瓶でも何かの役に立つんですか‥?」 「役に立たない物など無い。そうだろう?」 「そうなんですか」 「ああ。──そうだ」 瑠果は小瓶を受け取ると、摘んできた花をさした。 「なかなか良いな」 瑠果は満足げに笑った。 「早速部屋に飾るとしよう」 前へ |次へ |
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