貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い《MUMEI》メインディッシュ
「あああああっ」
入れることはあっても、入れられることはなかった。
何も考えずに入れていた指が、こんなにも感じるものだなんて知らなかった。
「じゃあ……次は2本いくよ?」
返事をする間もなく、由自の長い指がオレの中へ入りこんでくる。
「ゆ―…由自……お願いだから…も、もう…勘弁してくれ………」
慣れないことはするもんじゃない。
それを今日よーく知らされた。
「わかったよ。メインディッシュが終わったらね♪」
は……?
疑問に思う暇もなかった。
指で広げられ、ならされた穴の奥に突き上げられた由自の息子。
あまりの衝撃に一瞬、意識がとんだ。
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